スペーシアの中古車購入の際の注意点は?

スペーシアの中古車購入の際の注意点は?

スペーシアの中古車購入の際の注意点は?

子育て中のお母さんに大人気な軽スーパーハイトワゴン、全高が高く、それによって室内高も高いことから立ったまま、あるいは中腰で後ろに座らせた子供の面倒を見ることができるという車ですが、こういった車をスズキが作るとどうなるかといったものがこのスペーシアなのです。
スペーシアは2013年に発売された初代モデルが現在販売されているわけですが、実際にはこのモデルの前身となるパレットというモデルがあって、そのパレットの名前違いのモデルというのがこのスペーシアということになります。
ですので、モデル的には2代目モデルといっていいでしょう。
このモデルがいる軽スーパーハイトワゴンというジャンルは、現在ダイハツのタントが大人気となっており、スペーシアより販売台数が多くなっています。
しかし、スペーシアもタントも内容的には全く同じで、むしろスペーシアの方がしっかりと作られているのでいい車といっていいでしょう。
なのにどうしてタントの方が売れるかというとそれはトヨタの子会社であるダイハツの車だからです。
これはなにもダイハツの車だからいい車ということではなく、トヨタの子会社であって、トヨタ流の販売戦略と同じ方法が取られているからです。
黒いものを白いものに見せるぐらいの販売戦略を持つトヨタですから、その子会社も同様のことを行っているわけです。
それがいつしか「軽スーパーハイトワゴンはタント」という流れを生み出すことになり、そういった風潮に断然弱いママさんドライバーは誰もがタントを選んでしまうのです。
これがスペーシアの販売台数がタントに追いつかない理由です。
もちろんこういった風潮は中古車市場にも大きな影響を与えています。
●スペーシアの中古車の傾向
スペーシアは2013年に発売以来、一部改良やマイナーチェンなどを繰り返しながらどんどん進化してきています。
新車の販売台数もそれに合わせて上下することになり、それが中古車市場における中古車の台数と比例してくるわけですが、スペーシアの歴史を見ると2回ほど大きな変化がありました。
1つ目が販売開始直後の2013年8月に自動ブレーキシステムであるレーダーブレーキサポートが付いたこと、そしてもう一つが2015年に行われたマイナーチェンジで、低燃費装備であるエネチャージが簡易型ハイブリッドシステムのS-エネチャージに変わったことです。
レーダーブレーキサポートが追加された時は、発売開始からまだあまり時間が経っていなかったので、これを機会に買おうとか乗り換えようという方は少なく、台数的に大幅に増えたということはありませんでしたが、S-エネチャージの搭載はかなり大きな影響を与えているようで、新車販売台数が劇的に増え、中古車に入ってくる台数もかなり多くなっています。

中古車の台数として見ると2016年現在で2015年式と2016年式がかなり多く、スペーシアの中古車の70%以上のものをこの2つの年式でカバーしているぐらいです。
●スペーシアの中古車価格
軽スーパーハイトワゴンは中古車でも非常に人気があり、中古車価格も平均して高くなりますが、ライバルにタントという強敵がいるためにそちらの価値が高すぎるぐらい高いので、安く見えるかもしれません。
全モデルで見るとだいたい50万円ぐらいから200万円ぐらいまでといったところで、新車購入時にかかる費用とあまり変わらないものまで存在します。
年式別に見てみると2013年式が50万円ぐらいから160万円ぐらいまで、2014年式が50万円ぐらいから165万円ぐらいまで、2015年式が70万円ぐらいから190万円ぐらいまで、2016年式が100万円ぐらいから200万円ぐらいまでとなります。
やはり2015年式以降のS-エネチャージが搭載されているモデルが機能的にもいいですし、年式も走行距離も若いのでどうしても高くなってしまいます。
NAエンジンモデルとターボエンジンモデルでは圧倒的にNAエンジンモデルの方が多くなっており、ターボエンジンモデルはかなりの少数派となっているため、中古車価格もターボエンジンモデルの方が高くなりがちで、55万円ぐらいから200万円ぐらいとなります。
NAエンジンモデルですと最高価格が180万円ぐらいとなり200万円以下でおさまっていますので、単純に子供の送り迎え用、買い物用としてこの車を購入するのであれば、少しでも安くなるNAエンジンの方がいいでしょう。
●スペーシアの中古車で気をつけたい部分
スペーシアは比較的新しいモデルで、古くても3年落ちといったものとなりますから、経年劣化や走行距離による劣化はあまり気にしなくてもいいでしょう。
そのかわり、ここだけはしっかりとチェックしておかないと後でかなり痛い目に合うことになり、これなら新車を買っておけばよかったということにもなりかねません。
その部分はCVTです。
スペーシアに関わらず、CVTというトランスミッションはとにかくトラブルが多いもので、このスペーシアに搭載されているものは、ノッキングの発生原因になったり、CVTベルトのジャダーを起こしたりすることがあるようです。
ノッキングはCVTを制御するための油圧系統のバルブに不具合があるようで、CVTオイルの汚れ具合によって正常な制御をすることができず、変速不良を起こすためにエンジンのノッキングを発生させてしまいます。
ベルトのジャダーは、これも制御系の不具合で、こちらは直接的な油圧系統ではなく、それを制御するコンピューターのプログラムの不具合であることが分かっています。
こういう症状が出れば、普通はすぐに対処するものですが、稀にこういったことに対する対策を行っていないものが混ざっているので、必ず試乗を行い、CVTのうごきをかんさつしてからどれにするか決めた方がいいでしょう。

関連ページ

MRワゴンの中古車購入の際の注意点は?
MRワゴンの中古車購入の際の注意点を詳しく解説していきます。
アルトの中古車購入の際の注意点は?
アルトの中古車購入の際の注意点を詳しく解説していきます。
アルトラパンの中古車購入の際の注意点は?
アルトラパンの中古車購入の際の注意点を詳しく解説していきます。
エブリイワゴンの中古車購入の際の注意点は?
エブリイワゴンの中古車購入の際の注意点を詳しく解説していきます。
ジムニーの中古車購入の際の注意点は?
ジムニーの中古車購入の際の注意点を詳しく解説していきます。
スイフトの中古車購入の際の注意点は?
スイフトの中古車購入の際の注意点を詳しく解説していきます。