タント(カスタム)の中古車購入の際の注意点は?

タント(カスタム)の中古車購入の際の注意点は?

タント(カスタム)の中古車購入の際の注意点は?

軽スーパーハイトワゴンの代表モデルといっていいのがダイハツのタントです。
スーパーハイトワゴンの中で一番売れている車であり、そして軽自動車の中でも一番売れている車としても扱われています。
この車は、いわゆる「ママさん車」と呼ばれるもので、小さな子供を抱えるママさん向けに作った車で、すべてが子育てのために設計されたといってもいいようなもので、車としての性能はさておき、ママさんの使い勝手だけを考えて作られています。
その辺が大人気の秘密だと思うのですが、その反面、タントを一つの車として見るとこれは結構ひどい車であることがわかります。
まずプラットフォームはムーヴのものを使っており、エンジンも同等のものを使っています・・・これは別にいでしょう。
問題はそのプラットフォームに乗っかっているボディです。
軽スーパーハイトワゴンですから、トールワゴンよりも全高の高いボディを持つことは当然ですが、そのボディがあまりにも軟なくつくりとなっており、車としての性能を格段と低くしてしまっているのです。
コストダウンのために薄くされたフレーム鋼板とボディパネル、特徴づけるためにスライドドア内蔵型となった左側Bピラーといったように車の性能の一つであるボディ剛性がないがしろにされているのです。
未知の悪いところを走るとリヤサスペンションが動く前にボディがねじれて衝撃を吸収するぐらい、柔らかいボディを持ちます。
全高も高く、軽自動車ゆえのトレッドの狭さから安定性も悪く、風が強い日や路面の傾斜がきついところを走るのは恐怖すら感じます。
コーナーリングなどかなり怖い思いをすることでしょう。
それからこのタントをベースにしてドレスアップモデルとして作られているタントカスタムですが、ママさん車として売り出している車に多少おめかしをしただけで男性向けとして売っているものです。
車の出来としてはタントと全く同じですので、これを男性が乗るのは厳しいかと思います。
ママさんだけでなく、お父さんも時々乗るからタントではちょっと恥ずかしいといった方にいい車と思ってください。
●タント(カスタム)の中古車の傾向
タントシリーズは初代モデルが2003年から2007年まで、2代目モデルが2007年から2013年まで、3代目モデルが2013年からという形で今のところ3つのモデルを持ちます。

中古車の傾向としては、平均して台数はかなり多く、女性ドライバーの性質と数年間だけしか使われないという利用目的のために年式的にも走行距離的にも若いものが多くなっています。
台数が多いのは3代目モデルの2015年式、2016年式あたりで、2015年の一部改良でスマートアシストIIが付けられたことから販売台数も中古車市場への流入も多くなっています。
ただ、これだけ年式の浅いものがたくさん入ってくるというのも、ただ単に販売台数が多いからということではなく、買ってすぐに売らなければならない理由があるのだと思います。
●タント(カスタム)の中古車価格
タントシリーズの中古車販売価格帯は全体でみると1万円以下から190万円ぐらいとかなり高めです。
モデル別で見てみると、初代モデルが、1万円ぐらいから80万円ぐらいまで、2代目モデルが10万円ぐらいから140万円ぐらいまで、3代目モデルが50万円ぐらいか190万円ぐらいとなります。
一方、ドレスアップモデルのタントカスタムは全体で2万円ぐらいから200万円ぐらいとタントよりわずかに高めで初代モデルで2万円ぐらいから100万円ぐらいまで、2代目モデルで10万円ぐらいから140万円ぐらいまで、3代目モデルで50万円ぐらいから200万円ぐらいまでとなります。
タントカスタムは販売台数がタントと比べると少ないため、どうしても中古車販売価格が高くなってしまいます。
●タント(カスタム)の中古車で気をつけたい部分
タントシリーズを中古車で買う時は見た目やエンジンなどより、まずとりあえずは試乗をしてボディの動きを見ないといけません。
タントのボディはかなり軟で、柔軟性があるだけでなく、耐久性も極端に劣ります。
最初の車検を受けるぐらいに磁気でスライドドアの開け閉めが重たくなる、パワースライドドアが途中で止まってしまうというのも全てボディがゆがんでしまって、スライドドアの立てつけが悪くなることから起こることなのです。
試乗を行い、まずは斜めに歩道の段差などを降りるような運転をします。
ゆっくりでいいので、段差を降り、ボディがねじれるような状態になった時に、ボディから「ミシミシ」とか「バキッ」とか「ゴトゴト」という音が聞こえたらボディがかなり弱っている証拠です。
こういった音がするものはすぐにでもスライドドアの動きに不具合を発生させることでしょう。
タントの中古車の良し悪し決めるのは、これがまず第一条件です。

ですので、3年落ち以上のモデルは避けた方がいいかと思います。
それから搭載されているエンジンのうち、新しいKF型エンジンのターボエンジンはエンジンオイルの漏れや可変バルブタイミング機構の油圧系統、そしてターボチャージャーにつながるオイルラインから激しいオイル漏れが起こる可能性が高いので、狭いエンジンルームをあけて、実際の触ってみてオイル漏れをチェックするべきかと思います。

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