マークIIの中古車購入の際の注意点は?

マークIIの中古車購入の際の注意点は?

マークIIの中古車購入の際の注意点は?

マークIIは古くからトヨタの中型セダンモデルとして長い歴史を持っていたモデルで、マークXとなるまでの間、コロナマークII時代を含めると9モデル、マークIIとなってから5モデルを輩出しています。
この車が注目を集めたのはちょうど日本がバブル景気に沸いていた頃です。
自動車界においても贅沢するのが当たり前となっており、それによってハイソカーブームが巻き起こり、同社のソアラと共にこのマークIIも注目を浴びたわけです。
ちょうどこの頃、販売チャネル違いの兄弟車とクレスタやチェイサーが作られました。
通称、マークII3兄弟と呼ばれていたこれのモデルは当時は若年層に非常に人気があり、ソアラなどの高級モデルが変えない若年層、特にヤンキー系や土建系の方からの需要が高くなっていました。
それ以降はバブル崩壊やミニバンブーム、低燃費ブームによって4ドアセダンが売れなくなる傾向となり、それによって普通の中型セダンや大型セダンに変化していってしまい、それでも販売台数が増えないので最終的にはマークXという後継モデルにバトンタッチした形で生産終了となってしまいました。
ちなみにこの傾向は今でも続いており、マークXもたくさん売れるような車ではありません。
●マークIIの中古車の傾向
今の中古車市場にあるマークIIは、1988年から1995年まで発売されていたX80型というものからX90型、X100型、最終モデルのX110型といった4つのモデルが多くなっています。
最終モデルは2000年から2004年まで作られていたモデルですので、一番新しいモデルといっても12年前のモデルとなり、4ドアセダンとしての魅力からするとかなり弱いものとなります。
台数的なものはやはり古いモデルですので、年式なりということで年式が古くなるのにつれてだんだん台数が少なくなっていきます。
しかし、マークIIにはちょっと変わった傾向があります。
それがあのバブル景気の時に大ヒットしたX70型です。
X70型は1984年から1988年まで作られていたモデルで、今から28年以上も前の車です。
その車が意外と人気が高く、28年も前の車とは思えないような金額で販売されていることもあるぐらいです。
実はこのモデルはヤンキー車として扱われ、当時の「不良」と呼ばれていた時代を好む方たちが、その時代に作られていた車、その時代に不良たちに乗られ、直管・竹やり・デッパ・ハの字というスタイルで公道を走り回っていた車として一つのあこがれのような形で使われる傾向があるのです。

公道でも昔懐かしいX70型をよく見かけます。
ただ、ここまで古く、趣向性の強い車は一般の中古車販売店に並ぶことはなく、そういった車を専門としている専門店で扱われることが多いようです。
●マークIIの中古車価格
マークIIの中古車価格を見ていきましょう。
ヤンキー車として人気のあるX70型から最終モデルのX110型で分けてみてみると、X70型が35万円ぐらいから170万円ぐらいまで、X80型が9万円ぐらいから140万円ぐらいまで、X90型で13万円ぐらいから110万円ぐらいまで、X100型で10万円ぐらいから280万円ぐらいまで、X110型で6万円ぐらいから300万円ぐらいまでとなります。
この価格を見てどうでしょうか。
古いモデルにしては高すぎると思ませんか?
実はこの金額になるのには、この車の現在の使われ方が強く影響しています。
この車は現在ほとんど売られていないFRレイアウトを持つモデルで、ドリフト走行に使われることが多いのです。
マークIIはスポーツモデルではありませんが、ドリフトにはFRレイアウトが必須ということで、ラグジュアリー系の4ドアセダンでも使うしかないのです。
有難いことにターボエンジンモデルといったチューニングしやすい、パワーアップしやすいモデルがあるので、より一層そういったことに使われるのです。
こういった需要があるため、つまらない時代遅れの4ドアセダンが脚光を浴びることになり、それによって中古車価格も高くなってしまうのです。
●マークIIの中古車で気をつけたい部分
マークIIはX70型ではヤンキー車として、それ以降のモデルではドリフト車として使われる車です。
そのため、ノーマル状態で乗られているモデルは非常に少なく、どのモデルに関してもどこかしらに手が入れられており、それによって車が傷むことになります。
無理な運転をすることからボディはよれよれ、足周りもがちがちに固められたり、無理なシャコタンなどにしているため、想像以上の負荷がかかっている、エンジンもブーストアップなどで無理な過給圧を加えられているため、タービンやエンジンに多大なる負担がかかっているのです。

こういった車はいつ何時、突然大きなトラブルが出てもおかしくありませんので、購入するときはできるだけ避けるようにしたいものです。
もしどうしても避けることができない場合は、試乗や視覚や聴覚で細かくチェックし、不具合が出ていないかなどを調べる必要があるでしょう。
ちなみにヤンキー車として使われるX70型では下まわりをヒットしていることがほとんどですので、そういったところも見ることができれば、見ておきたいものです。

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