MPVの中古車購入の際の注意点は?

MPVの中古車購入の際の注意点は?

MPVの中古車購入の際の注意点は?

マツダの大型低ルーフミニバンであるMPVは当初はルーチェベースのミニバンとして作られました。
なので、初代モデルはFRレイアウトを持つことになり、現在のミニバンの主流となるレイアウトは違うものを持っていたのですが、これは発売年が1988年とかなり昔のことですので仕方がない部分だと思います。
現在のミニバンのようなFFレイアウトを持ったのは1999年に発売された2代目モデルからで、この頃からマツダらしいデザインを取り入れられるようになったのですが、フォードとの関係もあり、無理やりフォード製の質の悪いエンジンを搭載せざるを得なくなったモデルでもあります。
そして2006年から2016年3月まで販売されていた3代目モデルは、初代モデル、2代目モデルとは大きくコンセプトを変え、ビルトインモノコックフレームという、ラダーフレームとモノコックフレームを足して2で割ったようなシャシーを使い、それに電子制御式のフルタイム4WDシステムを組み込んだことによって、単なる大型低ルーフミニバンではなく、SUVとして作られるようになりました。
この頃にはフォードとの関係も切れていたので、エンジンはすべてマツダ製となり信頼性を高めることができました。
新車販売台数としてはどのモデルも大ヒットということにはなっていませんが、そこそこ売れていた状態が長く続いていたので、市場に出回る数はそれなりにあるようです。
●MPVの中古車の傾向
現在の中古車市場において、MPVの主力となっているのは2代目モデルとなります。
2代目モデルとなる1999年式から2006年式まで平均して多くなっており、これがMPVの主力モデルとなります。
ただ、ずば抜けて年式的に多いのが、3代目モデルが発売された2006年とその翌年の2007年式で、3代目モデルのほとんどの中古車がこの年式となります。
ただ、台数的には2代目のモデルの方が多いので、3代目モデルの中古車を買おうとしている方は少々苦戦するかもしれません。
エンジン別でみると初代モデルは3リッターエンジンモデルしかなかったので選択肢はありませんが、2代目モデルではマツダ製のエンジンである2リッターエンジンモデルと2.3リッターエンジンモデルの方が多く、フォード製にしてもマツダ製にしてもV6エンジン搭載の3リッターモデルはあまり入ってきていません。
3代目モデルはちょっと特殊でNAエンジンモデルとターボエンジンモデルがありましたが、入ってくる台数も中古車需要もターボエンジンモデルの方が高いようで、ターボエンジンモデル発売されていた2010年式までのモデルではターボエンジンモデルの方が価値が高くなっているようです。
●MPVの中古車価格
MPVの中古車価格を見てみると全体で0円ぐらいから310万円ぐらいといったものとなります。
初代モデルが結構残っていることから非常の幅のある価格帯となっていますが、モデル別で分けてみてみると、初代モデルが0円から30万円ぐらい、2代目モデルが0円から75万円ぐらい、3代目モデルが17万円ぐらいから310万円ぐらいといったところとなります。

中古車を買う時にほとんどの方が狙う3代目モデルの年式別の金額を見てみると、2006年式で17万円ぐらいから120万円ぐらいまで、2007年式で25万円ぐらいから130万円ぐらいまで、2008年式で40万円ぐらいから180万円ぐらいまで、2009年式で70万円ぐらいから230万円ぐらいまで、2010年式で120万円ぐらいから210万円ぐらいまで、2011年式で60万円ぐらいから200万円ぐらいまで、2012年式で90万円ぐらいから230万円ぐらいまで、2013年式で150万円ぐらいから230万円ぐらいまで、2014年式で140万円ぐらいから230万円ぐらいまで、2015年式で180万円ぐらいから310万円ぐらいまで、2016年式で220万円ぐらいから310万円ぐらいまでとなります。
●MPVの中古車で気をつけたい部分
MPVの中古車を買う場合、気をつけなければならない部分をモデル別で見ていきましょう。
まず初代モデルですが、このモデルはエンジンのオイル漏れに気をつけましょう。
年式的に古くなっているので、あちこちからオイル漏れがあってもおかしくないのですが、クランクケースとシリンダーブロックの間、シリンダーブロックとシリンダーヘッドの間からのオイルにじみやクランクシールからのオイル漏れが過去から多く出ているので、年式が進んだ現在となればオイル漏れが発生するのは必至だと思います。
次に2代目モデルですが、こちらはフォード製のV6エンジンは選ばないことが重要で、どうしても3リッターモデルが欲しい時は2002年式以降のマツダ製の3リッターエンジンが搭載されたモデルを選んだ方がいいでしょう。
それとこのモデルではスライドドア周りにあるウェザーストリップの劣化によって、スライドドアの開け閉めが重たくなる現象が出ているので、実際に開け閉めしてスムーズの開閉ができるかどうかを確認します。
3代目モデルはまだ新しいモデルですのでそれほど注意をしなければならない部分というところはないのですが、電気系に少し弱い面があり、オルタネーター故障や点火系の不調などを持つものが多いのでエンジンをかけたときにエンジンの回転にばらつきはないか、ヘッドライトを付けてエンジン回転数によって光量の変化がないかなどを確認しておきましょう。

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